依存と自立の精神構造 : 「清明心」と「型」の深層心理

長山恵一 著

もっぱら西欧の「個」の概念およびその文化的伝統との単純な対比で論じられてきた日本的心性を、具体的な精神療法の臨床観察を通して、より普遍的な視点からとらえ直した労作。土居健郎『甘えの構造』をはじめとする日本人論を批判しつつ乗り越え、日本人の依存と自立にかかわる無意識的葛藤を「清明心」と「型」をキーワードに解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 精神療法と文化論
  • 2 「依存/自立」の三領域
  • 3 依存と自立の諸相をめぐるダイナミズム(日本的特異性と普遍性)
  • 4 「依存/自立」のダイナミズムを発動化させる原理-「型」
  • 5 結語「清明心」と「型」のダイナミズム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 依存と自立の精神構造 : 「清明心」と「型」の深層心理
著作者等 長山 恵一
書名ヨミ イソン ト ジリツ ノ セイシン コウゾウ : セイメイシン ト カタ ノ シンソウ シンリ
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2001.3
ページ数 318, 31p
大きさ 22cm
ISBN 4588186027
NCID BA51276476
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全国書誌番号
20188609
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言語 日本語
出版国 日本
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