ヴァルター・ベンヤミン 著 ; 岡部仁 訳
ベンヤミンは本書の文章の組み立て方をモザイク画にたとえた。描き出された事象は二十世紀という夜を背景に浮かびあがった星座さながらである。星は暗くなければ目に見えない。本書の対象であるドイツのバロック時代もまた夜であった。ベンヤミンは暗がりの中に埋もれた未完結な現象を、さらに深い闇から観察することによって、二十世紀の根源的な意味を明るみに出す。
「BOOKデータベース」より
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