獅子 : 王権と魔除けのシンボル

荒俣宏 文

日輪のごとく燃えるたてがみ、魔力を宿す目、気高く最強のライオンが、全アジアを駈け抜ける。スフィンクスから狛犬、唐獅子までの千変万化。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ライオンから獅子への旅-ライオンの心を持つ者・西アジア古代王国の英雄からはじまる
  • 王権を誇示するライオン-ライオン殺しのヘラクレスへの憧憬
  • 王城守護獣のルーツを探る-城門の番獣から冥界の遣いスフィンクスまで
  • 星と太陽とライオンと-生命の創造や再生を約束するシンボル
  • 猊下のライオン-仏教の国で、獅子の咆哮は信仰をひろめる王の声となった
  • ネパールの宝珠を冠った獅子-頭頂の角に、宇宙原理を会得する霊的エネルギーが宿る
  • 獅子の国、獅子の山-至福の浄土を見つけるこころみの中で
  • 須弥山に吼える聖獣-建築で表現された「世界模型」とそれを護るライオンのポーズ
  • 舞いおどるアジアの獅子たち-たてがみと大きな目の頭を振って、獅子舞が担った儀式
  • 漢字の国へやってきたライオン-サンスクリットの「シンハ」が「師子」になり、獅子となった
  • 高麗にはいなかった狛犬-狛犬も唐獅子も日本で新しい意匠を得た
  • イメージ・ジャングルの中の獅子狩

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 獅子 : 王権と魔除けのシンボル
著作者等 大村 次郷
荒俣 宏
書名ヨミ シシ : オウケン ト マヨケ ノ シンボル
シリーズ名 アジアをゆく / 大村次郷 写真
出版元 集英社
刊行年月 2000.12
ページ数 117p
大きさ 23cm
ISBN 4081990069
NCID BA50353902
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全国書誌番号
20143369
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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