丸山昇 著
新中国建国から文化大革命前夜までの約二〇年間、文化・思想政策と政治運動の中で翻弄される中国知識人たちの波乱の人生。中国はなぜスターリン体制の悲劇を免れなかったのか。民主と自由への強い希求が現体制批判への結集力となりながらも、毛沢東の呪縛の前に抑圧・瓦解されていくのは、どういう論理と心理によるものか。徹底的な資料調査に基づき、知識人たちの生態を同時代の同伴者として掘り起こし、歴史の真実に迫るドキュメンタリー。
「BOOKデータベース」より
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