ジリ貧になるよりはと日米戦争という大バクチに打って出た日本。しかし、いかに勇を奮っても勝利はおぼつかなく、消耗戦にくたびれ果てた末に原爆攻撃も浴びて敗戦。戦後、日本に乗り込んできた勝利者・連合国軍は、絶対権力を行使して「民主主義」を断行するという大いなるパラドックスを演じる。そして泥沼をはいずりまわるような混乱にやっと光が射すようになったのは、米ソ対立の代理戦争ともいえる朝鮮戦争だった。1941〜1950年の歴史。
「BOOKデータベース」より
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