燃料電池とは何か : 水素エネルギーが拓く新世紀

清水和夫, 平田賢 著

燃料電池とは、水素と酸素を結合させて発電する装置。電気自動車用として開発が加速し、家庭用のコージェネレーション機として爆発的普及が予想される。排ガスは水だけ、水素を作り出す資源は天然ガスであり、採掘可能な埋蔵量は500年以上、メタンハイドレートも含めれば、千年以上も供給可能。必要なときに必要なだけ発電し、余った電力は水素として貯蔵する。節電効果も高く、しかもエネルギー効率は理論上100%に近い。燃料電池の開発の現場から、「エネルギーの民主化」に向けて、大きく胎動する世界の最前線をレポートする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 それはクルマからはじまった(第三のエネルギー革命が始まる-なぜ燃料電池が待望されているのか
  • 燃料電池のメカニズム
  • 各国の環境問題への対応
  • どのメーカーが二一世紀へ一番乗りか
  • 水素の時代の夜明け-燃料電池に移行する前段階に
  • 水素は何から取り出すか)
  • 第2部 燃料電池が社会を変革する(定置型燃料電池が変える二一世紀の生活
  • アジアを結ぶパイプライン-二一世紀のエネルギー供給計画として
  • エネルギー革命の予感)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 燃料電池とは何か : 水素エネルギーが拓く新世紀
著作者等 平田 賢
清水 和夫
書名ヨミ ネンリョウ デンチ トワ ナニカ : スイソ エネルギー ガ ヒラク シンセイキ
シリーズ名 NHKブックス
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2000.12
ページ数 230p
大きさ 19cm
ISBN 4140019050
NCID BA49808889
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20142933
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想