中江藤樹・異形の聖人 : ある陽明学者の苦悩と回生

大橋健二 著

徳川幕藩体制の創成期に生をうけた「近江聖人」こと中江藤樹は、武士として生活していた現実社会から自ら離脱撤退し、ひとり自己沈潜の道を選び、門人を教える中で「生」の意味、意義を明らかにしようと試みた江戸時代人=近代人の一人であった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 帰郷する漂泊者
  • 第1章 異形なる聖人(近代的自意識-新井白石の恩人
  • 荒々しい迫力に満ちた「聖人」-野田笛浦による異質の藤樹論 ほか)
  • 第2章 絶望と危機の哲学(ヤスパースの絶望と回心
  • 藤樹における絶望と脱藩)
  • 第3章 脱藩原因の諸説と検討(孝養説
  • キリシタン説 ほか)
  • 第4章 近江聖人-老嫗の愚なるが如し(日本陽明学の祖-了庵桂悟
  • わが国陽明学の開祖 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中江藤樹・異形の聖人 : ある陽明学者の苦悩と回生
著作者等 大橋 健二
書名ヨミ ナカエ トウジュ イケイ ノ セイジン : アル ヨウメイガクシャ ノ クノウ ト カイセイ
出版元 現代書館
刊行年月 2000.12
ページ数 286p
大きさ 20cm
ISBN 4768467903
NCID BA49503553
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全国書誌番号
20136333
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言語 日本語
出版国 日本
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