ドイツ近世の社会と教会 : 宗教改革と信仰派対立の時代

永田諒一 著

近年のドイツ近世史研究は、宗教改革だけでなく、カトリックの動勢にも着目し、16世紀前半の宗教改革期から17世紀前半の信仰派対立期までを一望のもとに把握する新しい視角を開拓しつつある。本書は、そうした研究動向を踏まえながら、この時代における宗教改革派とカトリックの諸勢力、そして神聖ローマ帝国ドイツにおける両信仰派の対立関係についての諸問題を解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ルターの「皇帝に対する武力抵抗権」
  • 第2章 エラスムスとルターの「自由意志論争」
  • 第3章 宗教改革期エアフルトの統治階層
  • 第4章 『アウクスブルクの宗教平和』とその体制
  • 第5章 二信仰派併存体制下アウクスブルクの市民生活
  • 第6章 カトリック地域における司教の教会巡察
  • 第7章 帝国都市ドナウヴェルトの崩壊と「行列」紛争
  • 補章 カトリックと宗教改革派の接点

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ドイツ近世の社会と教会 : 宗教改革と信仰派対立の時代
著作者等 永田 諒一
書名ヨミ ドイツ キンセイ ノ シャカイ ト キョウカイ : シュウキョウ カイカク ト シンコウハ タイリツ ノ ジダイ
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー 42
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2000.11
ページ数 349, 8p
大きさ 22cm
ISBN 4623032930
NCID BA49264565
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全国書誌番号
20130289
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言語 日本語
出版国 日本
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