翻訳夜話

村上春樹, 柴田元幸 著

roll one's eyesは「目をクリクリさせる」か?意訳か逐語訳か、「僕」と「私」はどうちがう?翻訳が好きで仕方がないふたりが思いきり語り明かした一冊。「翻訳者にとっていちばんだいじなのは偏見のある愛情」と村上。「召使のようにひたすら主人の声に耳を澄ます」と柴田。村上が翻訳と創作の秘密の関係を明かせば、柴田は、その「翻訳的自我」をちらりとのぞかせて、作家と研究者の、言葉をめぐる冒険はつづきます。村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳した「競訳」を併録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • フォーラム1 柴田教室にて(偏見と愛情
  • かけがえのない存在として ほか)
  • フォーラム2 翻訳学校の生徒たちと(「僕」と「私」
  • he said she said ほか)
  • 海彦山彦-村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳す(村上・カーヴァー「収集」
  • 柴田・カーヴァー「集める人たち」 ほか)
  • フォーラム3 若い翻訳者たちと("Collectors"の「僕」と「私」
  • 良いバイアス・悪いバイアス ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 翻訳夜話
著作者等 村上 春樹
柴田 元幸
書名ヨミ ホンヤク ヤワ
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2000.10
ページ数 245, 15p
大きさ 18cm
ISBN 4166601296
NCID BA48849869
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20122117
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想