中村啓信 著
『日本書紀』がこの国の正史であることは自明であるが、その正史が漢字・漢文で書かれたことに恒に思いが至って、本書の『日本書紀』との接触はそこから始まっている。『日本書紀総索引』四冊の作製に当たって大量のカードができる。そのカードを眺め、分類するところに、文字の集中、語の片寄りをトランプ奇術を見るかのごとくに見た。この現象は何を意味するのかという素朴な疑問が研究の出発点となった。
「BOOKデータベース」より
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