日本書紀の基礎的研究

中村啓信 著

『日本書紀』がこの国の正史であることは自明であるが、その正史が漢字・漢文で書かれたことに恒に思いが至って、本書の『日本書紀』との接触はそこから始まっている。『日本書紀総索引』四冊の作製に当たって大量のカードができる。そのカードを眺め、分類するところに、文字の集中、語の片寄りをトランプ奇術を見るかのごとくに見た。この現象は何を意味するのかという素朴な疑問が研究の出発点となった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 成立論のために(『日本書紀』の成立と構造
  • 『日本書紀』成立論
  • 助動詞的用字法から見た『日本書紀』各巻の性格 ほか)
  • 第2部 伝本の流れ(荒木田守晨自筆本について
  • 荒木田守晨本をめぐって
  • 伊勢由縁の神代巻 ほか)
  • 第3部 受容と変転(『日本書紀纂疏』『日本書紀抄』について
  • 『仮名日本紀』について
  • 『日本書紀』と中世神道 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本書紀の基礎的研究
著作者等 中村 啓信
書名ヨミ ニホン ショキ ノ キソテキ ケンキュウ
シリーズ名 日本書紀
出版元 高科書店
刊行年月 2000.3
ページ数 466, 2, 15p
大きさ 22cm
NCID BA47740026
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全国書誌番号
20067448
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言語 日本語
出版国 日本
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