少年法を問い直す

黒沼克史 著

凶悪化、低年齢化する少年犯罪をどう裁き、防ぐか。矛盾に満ちた条文が生む悲劇とは。現実の事件をふまえ少年法の根本的欠陥を検証。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 女子高生コンクリート詰め殺人事件と少年法(公判で裁かれた少年たち-なぜ「逆送」はこれほど少ないのか
  • 報道と被害者遺族とのすれちがい-被害少女の実名と顔写真は必要なのか ほか)
  • 第2章 山形マット死事件と少年法(見えない体育館-十四歳の三少年は「不処分」
  • 命の重さを顧みない審判-十四歳未満は「児童」なのか「少年」なのか ほか)
  • 第3章 少年法の破綻はどこから生まれたか(GHQが促した旧少年法の見直し-B・ルイスが要求した「少年裁判所」の意味
  • 降ってわいた家庭裁判所構想-うまくいくはずがなかった児童福祉法との調整 ほか)
  • 第4章 「忘れられた被害者」と少年法(「犯罪被害者保護法」から外された少年犯罪
  • 世界で被害者対策はどう講じられてきたか-市民が差しのべる支援の手 ほか)
  • 第5章 少年法「抜本改正」への道(「不満」は施行当初からあった-投げかけられた疑問
  • 忘れ去られた答申-九九年改正案の新たな論点 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 少年法を問い直す
著作者等 黒沼 克史
書名ヨミ ショウネンホウ オ トイナオス
シリーズ名 講談社現代新書
出版元 講談社
刊行年月 2000.7
ページ数 214p
大きさ 18cm
ISBN 4061494740
NCID BA47474057
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20090587
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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