ロマン派の空間

吉野昌昭 編著

文学作品の意味は時代の変化と共に変っていく。作家や作品は歴史的な存在として、各時代の意識につねに晒されており、時代と人の求めるところによって再評価されつづけ、作品は批評される一方で無言のうちに、批評する側の問題意識や精神構造を隠すべくもなく露にしてしまうものである。この論集では、イギリス・ロマン派文学にそれぞれの問題意識が対峙されている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ポウプの自然とワーズワスの自然
  • ワーズワスとスノードン登山-「詩人の心の成長」をめぐって
  • `A Poet Speaking to Men'の誕生とワーズワスの平等の意識
  • ワーズワスの「荒地」
  • 『序曲』におけるエピファニーをめぐって
  • 苦悩する茨
  • Poetry of Vulgarity-旅の風景と空間をめぐるキーツの美学的認識
  • ロレンスの文明観
  • イェイツと"失意のオード"-ロマン派的ジャンルの一変奏

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ロマン派の空間
著作者等 Chaucer, Geoffrey
吉野 昌昭
笹川 寿昭
苅部 恒徳
田中 芳晴
小山 良一
書名ヨミ ロマンハ ノ クウカン
出版元 松柏社
刊行年月 2000.6
ページ数 253p
大きさ 22cm
ISBN 4881989367
NCID BA46925944
BA47996154
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全国書誌番号
20160178
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

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