今関恒夫 ほか著
本書の目的は、近代ヨーロッパにおいて、キリスト教会の果たした役割を、政治・経済・社会の諸側面から解明しようとするところにある。教会はヨーロッパ世界に深く食いこんでいるだけに、各時代、各地域の文化諸領域との影響関係は複雑であり、深刻であり、様々な問題を提起する。本書は、多様な歴史研究の諸分野からみて、近代ヨーロッパの教会がどのような問題を孕んでいるのかを問い、独自の研究領域を切り開こうとするこころみでもある。
「BOOKデータベース」より
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