基礎情報学 : 情報化社会への道しるべ

田崎茂 編

問題の位置付けや問題の発見と解決にいたるプロセスおよび結果に関する情報は、関係する人々と共有しなければなりません。そのためには自分が考えたことや、解決にいたったプロセス、結果の意義・評価などを他の人々に正確に伝えなければなりません。自分の考えや修得したノウハウを正しく表現する能力・プレゼンテーションの能力もきわめて重要なものなのです。本書の重要な柱の1つはこのような能力の育成です。問題の発見・解決のプロセスにおいて、電子メールで仲間と交信したり、ホームページで必要な情報を収集したり、インターネットは必要不可欠な情報源になっています。しかしながらネットワーク社会で生きていく上で、情報の洪水に押し流されることがないように、そして気がついたら情報社会の迷惑者だったということがないように、ネットワーク社会の構造を知り、適切な情報を選び能力を養うことと、適切な情報を適切に発信することも極めて重要なことなのです。本書のもう1つの重要な柱がこのような、ネットワーク社会の一員となるための知識・モラル・情報選択能力の育成です。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 情報とは
  • 第2章 情報化社会の意味
  • 第3章 コンピュータとネットワークの概念
  • 第4章 情報化社会の法と倫理
  • 第5章 何をいかにして知るか
  • 第6章 いかに思考をまとめるか
  • 第7章 自分をいかに表現するか
  • 第8章 コンピュータプログラミング
  • 第9章 コンピュータと健康

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 基礎情報学 : 情報化社会への道しるべ
著作者等 弘津 真澄
田崎 茂
書名ヨミ キソ ジョウホウガク : ジョウホウカ シャカイ エノ ミチシルベ
出版元 共立
刊行年月 2000.4
ページ数 171p
大きさ 26cm
ISBN 4320029615
NCID BA4656372X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20063154
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想