仮面の国

柳美里 著

芥川賞受賞後、右翼を名乗る男性からの脅迫で、予定されたサイン会は中止に追い込まれた。そんな事件をきっかけに、作家である著者は、言論界のグラウンドにまいおりる。地下鉄サリン事件・慰安婦問題・神戸市須磨区少年殺人事件・援助交際・児童虐待…。日本社会を内部腐食させる「仮面」を果敢に暴き、欺瞞的な言論界に侃侃諤諤の議論を引き起こした、怒濤のバトル・エッセイ集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 仮面の国
  • 第2章 攻撃すべきは、あの者たちの神だ
  • 第3章 正義とは悪魔が被る仮面にて
  • 第4章 「人権」に呪縛された「透明な家族」
  • 第5章 ふたたび言う、出でよA少年の父
  • 第6章 なぜ人を殺してはいけないのか
  • 第7章 「絶対零度の狂気」持つ少年たち
  • 第8章 歴史の目的は人間精神の探究にあり
  • 第9章 伊丹十三氏の自殺と家族の再生
  • 第10章 はっきり言う、生徒に「人権」はない
  • 第11章 「仮面の国」に贈る最後の「異論」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 仮面の国
著作者等 柳 美里
書名ヨミ カメン ノ クニ
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 2000.5
ページ数 288p
大きさ 16cm
ISBN 410122921X
NCID BA46339839
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全国書誌番号
20063694
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言語 日本語
出版国 日本
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