今後とも、地域において畜産を安定的に営んでいくためには、環境問題に対する国民の意識の高まり等に対応し、家畜排せつ物について、野積み、素掘り等の不適切な管理を解消し、その有効利用を図ることが極めて重要な課題となっており、平成11年7月に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が成立し、同年11月1日から施行されたところです。本書では、本法が制定されるに至った経緯や考え方をできるだけわかり易く説明するとともに、家畜排せつ物処理施設の整備等に取り組もうとする畜産農家が利用することのできる各種の支援措置の内容について解説し、そのための手続き等を明らかにしています。
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