本間雅美 著
第三世界経済の「救世主」や「解放者」としての名誉に浴してきた世銀が本来担当するはずであった「開発援助」問題の起源をブレトン・ウッズ会議にさかのぼって検討するとともに、「開発援助」の本質を明らかにしようと努める。さらに、「開発援助」が「開発支援」に衣替えさせられた論理を冷戦と南北問題とがクロスした流れのなかに探ることを通じて、「開発援助」をいかに表記すべきかという名称問題が1950年代半ばに登場してきた歴史的背景とその意義を解明する。
「BOOKデータベース」より
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