現在、わが国の歴史教科書は、明治から昭和初期までの日本のことを「とてつもなく悪い国だ」と教えます。自国の歴史を呪い、誇りを持たない日本人が、国際社会で尊敬されるはずはありません。本書では、自虐的な歴史観にはとらわれずに、素直な目で日本の近現代を振り返ります。英傑を次々に輩出した様々な教育制度、独自の立憲制を打ち出し世界の国々に高く評価された明治憲法、ノーベル賞級だった北里柴三郎の研究、後の世界のトヨタの礎を作った豊田佐吉の技術、朝鮮、フィリピン、マレーといったアジアの国々の独立への貢献…等々、世界に冠たる近現代日本の88話。
「BOOKデータベース」より