長坂寿久 著
ユーロ発足は、人類の歴史にとって、壮大な実験であり体験であった。ユーロ・パワーは、債権市場、株式市場を急拡大させたうえ、M&Aにも活性化をもたらした。また最大の課題であった雇用問題にも、大きな影響を与えた。ヨーロッパ経済再生の波は大きくうねり始めたのだ。新しい国際通貨は「ドル本位制」から、ドルとユーロの二極体制へと向かい始めたが、はたして「円」は、その二極体制の中で勝ち残れるのだろうか。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ