日本の市民から世界の人びとへ : 戦争遺族の証言

平和遺族会全国連絡会 編著 ; 斎藤忠利 監訳 ; 市塚日出男 ほか訳

本書は戦没者遺族による証言の書です。わたしたちにとって、いま必要とされていることは侵略戦争の下で何があったのか、事実を伝えていくことです。日本の教科書には、なぜ戦争が起きたのか、アジアで日本国内で人びとはどんな体験をしたのか、十分に書かれてきませんでした。日本国内で、戦没者遺族は筆舌につくしがたい体験をしました。その一端が本書に書かれています。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 行動の軸を被害者から加害者に
  • 戦死者を「英霊」と褒め讃えさせてはならない
  • 兄を侵略者と認めるのは辛い。だが
  • はじめて息子に語った母と兄の死
  • アジアの人々に再び銃を向けてはならない
  • 惨禍を繰り返さないために
  • 語り継ごう書き継ごう戦争体験
  • 戦争責任のある父と戦後責任のある私
  • 学徒通信隊・16歳で死んだ兄
  • 「誰が不義をしたかい」
  • 夫はいまだに帰ってこない
  • 日本という国
  • 戦争は本当に終わったのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本の市民から世界の人びとへ : 戦争遺族の証言
著作者等 市塚 日出男
平和遺族会全国連絡会
斎藤 忠利
山口 のり子
本田 典子
深堀 習
西村 木の実
高田 万里
中道 真紀
書名ヨミ ニホン ノ シミン カラ セカイ ノ ヒトビト エ : センソウ イゾク ノ ショウゲン
書名別名 From Japanese citizens to the people of the world
シリーズ名 教科書に書かれなかった戦争・らいぶ
出版元 梨の木舎
刊行年月 1999.12
ページ数 181p
大きさ 19cm
ISBN 4816699066
NCID BA45593350
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全国書誌番号
20111186
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言語 英語
日本語
原文言語 日本語
出版国 日本
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