ハワード・ホークスの作品群は、一点の混濁もない限りなき晴天に支えられ、その透明性はすべての批評を拒むと同時に受け容れてくれる。そうした透明性は、ホークス自身の語り口からも十分に感じられる。短く単純で速度のある彼の語り口は、彼の映画をそのまま反映している。本書は彼が、自作から若い映画監督への忠告までを語ったインタビューである。
「BOOKデータベース」より
『三つ数えろ』『赤い河』『紳士は金髪がお好き』『ハタリ!』と、あらゆる映画ジャンルを楽々と飛び越えて1級品を撮り続け、2人のノーベル賞作家との異色の協働作業や、L・バコール、J・ウェイン、H・ボガートなどスターの才能を自在に引き出す技倆で知られ、ヌーヴェル・ヴァーグ派によって、映画の神様と評価著しい映画監督ハワード・ホークスが「映画」を語る。
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