読みの快楽 : メルヴィルの全短編を読む

野間正二 著

本書では、短編小説家としてのメルヴィルを紹介し、その短編がいかに面白いかを、メルヴィルのすべての短編小説を読むことで、作品に沿って明らかにした。すべての短編が1853年春から55年の初頭に書かれている。これは、作家的創造力がピークの時期にあたる。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1章 住む(住み着いたピクチャレスク・トラヴェラー-「ピアザ」
  • ピクチャレスク・トラヴェラーをまねて-「魔の島々」)
  • 第2章 暮らす(自分の姿を笑って-「リンゴ材のテーブル」
  • 汝その愛する妻とともに喜びて暮らせ-「私と私の煙突」)
  • 第3章 隠す(率直に語れない語り手-「貧者のプディングと富者の食べ残し」
  • 暗示する語り手-「独身男たちの楽園と乙女たちの地獄」 ほか)
  • 第4章 欺く(欺こうとする人びと-「鐘塔」
  • 共犯関係にある語り手-「おめでたい失敗」)
  • 第5章 生きる(人間雄鶏として生きる-「コケコッコー」
  • 異常に興奮していた理由-「避雷針売りの男」 ほか)
  • 第6章 演じる(小刻みにふるえている身体-「ジミー・ローズ」
  • かたりもの-「バートルビィ」 ほか)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 論文目録
  • まえがき / p9
  • 第一章 住む / p13
  • I 住み着いたピクチャレスク・トラヴェラー-「ピアザ」 / p13
  • II ピクチャレスク・トラヴェラーをまねて-「魔の島々」 / p29
  • 第二章 暮らす / p47
  • I 自分の姿を笑って-「リンゴ材のテーブル」 / p47
  • II 汝その愛する妻とともに喜びて暮らせ-「私と私の煙突」 / p64
  • 第三章 隠す / p82
  • I 率直に語れない語り手-「貧者のプディングと富者の食べ残し」 / p83
  • II 暗示する語り手-「独身男たちの楽園と乙女たちの地獄」 / p101
  • III 隠している語り手-「二つの教会」 / p121
  • 第四章 欺く / p145
  • I 欺こうとする人びと-「鐘塔」 / p145
  • II 共犯関係になる語り手-「おめでたい失敗」 / p163
  • 第五章 生きる / p183
  • I 人間雄鶏として生きる-「コケコッコー」 / p183
  • II 異常に興奮していた理由-「避雷針売りの男」 / p200
  • III かつての神童を見る目-「バイオリン弾き」 / p213
  • 第六章 演じる / p227
  • I 小刻みにふるえている身体-「ジミー・ローズ」 / p227
  • II かたりもの-「バートルビィ」 / p240
  • III 演じる人びと-「べ二ート・セレーノ」 / p254
  • 引用文献 / p283
  • 初出一覧 / p291
  • あとがき / p293
  • 索引 / p2

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 読みの快楽 : メルヴィルの全短編を読む
著作者等 野間 正二
書名ヨミ ヨミ ノ カイラク : メルヴィル ノ ゼンタンペン オ ヨム
出版元 国書刊行会
刊行年月 1999.7
ページ数 294, 6p
大きさ 22cm
ISBN 4336041792
NCID BA42940017
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全国書誌番号
99119940
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言語 日本語
出版国 日本
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