日韓唱歌の源流 : すると彼らは新しい歌をうたった

安田寛 著

郷愁を誘う日本の歌の数々が、ほんとうは日本人のものでないとしたら?韓国、台湾、ボストン、そしてミクロネシアへと唱歌の源流を訪ねる旅は、キリスト教の伝道、日本のアジアへの侵略などの軌跡を通し、東アジアの近代史の奔流へと読者を巻き込んでゆく。唱歌の歴史に、讃美歌の繁殖力の秘密、そして軍歌のリズムの謎など、日本人にとって衝撃的なトピックスが投影されることで、新たな歌謡史の扉が開かれた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 金日成の模範的革命歌謡
  • 第1章 演歌朝鮮半島起源説の真偽
  • 第2章 東アジアに越境した唱歌
  • 第3章 リズムのDNA鑑定
  • 第4章 日本唱歌の起源
  • 第5章 宣教団体「アメリカン・ボード」讃美歌伝道
  • 第6章 軍歌讃美歌発生説
  • 第7章 大衆が熱狂的に支持した軍歌
  • 第8章 韓国唱歌の不動の型になった軍歌
  • 第9章 讃美歌の繁殖力の秘密
  • 第10章 二重の洗礼
  • 第11章 韓国唱歌の遺伝子鑑定
  • エピローグ 讃美歌の洗礼を受けたミクロネシアの島々

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日韓唱歌の源流 : すると彼らは新しい歌をうたった
著作者等 安田 寛
書名ヨミ ニッカン ショウカ ノ ゲンリュウ : スルト カレラ ワ アタラシイ ウタ オ ウタッタ
シリーズ名 はじめて音楽と出会う本
出版元 音楽之友社
刊行年月 1999.9
ページ数 222p
大きさ 19cm
ISBN 4276330874
NCID BA42888777
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全国書誌番号
20081730
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言語 日本語
出版国 日本
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