憲法と国家 : 同時代を問う

樋口陽一 著

「自由」主義市場経済の混乱、あいつぐ地域紛争・民族紛争など、未曾有の激動が世界を覆うなか、あらためて、自由と国家の意味が問われている。著者自身の憲法対話の実践を紹介しながら、「近代国民国家」「人権」「民主主義」といった基本的問題をめぐる現在の論議を検証して、「選択」の重要性を示す。刺激的な比較憲法の入門書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 戦後史をさかのぼって-比較憲法見聞(1960年代の日本と西欧
  • 70年代から「89年」へ-西と東の憲法対話のなかで ほか)
  • 2 近代憲法の基本枠組-「国民」国家と「人」権(「近代国民国家の終わり」か?
  • 「ヒューマン・ライツはヒューマン」か?)
  • 3 近代憲法の制度運用-「民主」主義と/あるいは「法治」国家(「議会政治は政党政治」なのか?
  • 「司法権の独立イコール裁判の独立」なのか?)
  • 4 近代憲法を通して、また、それを超えて-あらためて憲法九条を考える(日本は何に「貢献」できるか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 憲法と国家 : 同時代を問う
著作者等 樋口 陽一
書名ヨミ ケンポウ ト コッカ : ドウジダイ オ トウ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1999.8
ページ数 207p
大きさ 18cm
ISBN 4004306264
NCID BA42627536
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全国書誌番号
99127714
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言語 日本語
出版国 日本
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