北の内海世界 : 北奥羽・蝦夷ヶ島と地域諸集団

入間田宣夫, 小林真人, 斉藤利男 編

本書は1998年8月、「北海道高等学校日本史教育研究会第22回研究大会」として、函館市で開催されたシンポジウムの記録である。従来の北方史研究ではほとんど取り上げられることのなかった、中世〜近世における蝦夷地仏教布教の問題や、戦国時代一向宗教団の北奥羽・蝦夷ケ島布教と「北の海の有徳人」の歴史などが、初めて本格的に論じられている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 「北の内海世界」の発見(北緯40度以北の10〜12世紀
  • 糠部・閉伊・夷が島の海民集団と諸大名
  • 北海道の戦国時代と中世アイヌ民族の社会と文化)
  • 第2部 「北の内海世界」における国家・民族と文化接触・文化変容(防御性集落の時代をどうみるか-南からの力・北からの力 古代文献史学の側からの試論
  • 蝦夷・北奥と本願寺教団
  • 「みちのく」像の光と影-その宗教史的アプローチ
  • 北の「倭寇的状況」とその拡大
  • 討論のまとめ)
  • 付論 授業化への一試み-「参加記」にかえて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 北の内海世界 : 北奥羽・蝦夷ヶ島と地域諸集団
著作者等 中村 和之
佐々木 馨
入間田 宣夫
小口 雅史
小林 真人
斉藤 利男
誉田 慶信
長谷 厳
相場 達也
書名ヨミ キタ ノ ナイカイ セカイ : キタオウウ エゾガシマ ト チイキ ショシュウダン
出版元 山川出版社
刊行年月 1999.7
ページ数 224p
大きさ 19cm
ISBN 4634607506
NCID BA4261890X
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全国書誌番号
20116859
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言語 日本語
出版国 日本

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