オランピアの頸のリボン

ミシェル・レリス 著 ; 谷昌親 訳

文学者であり民族学者でもあったレリス晩年の代表作。特異な言語感覚を駆使する自伝作家として活躍したレリスだが、主著『ゲームの規則』全四巻を書き上げたあとは断章形式を創作スタイルとして好んだ。本書はその極北であり、マネの『オランピア』に描かれた裸婦の頸のリボンがかもすエロティシズムを綴じ糸に、さまざまな断章が並べられている。色とりどりの模様が浮かび上がるさまは、まるで万華鏡のようでもある。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 オランピアの頸のリボン
著作者等 Leiris, Michel
谷 昌親
レリス ミシェル
書名ヨミ オランピア ノ クビ ノ リボン
書名別名 Le ruban au cou d'Olympia
出版元 人文書院
刊行年月 1999.6
ページ数 405p
大きさ 20cm
ISBN 4409130242
NCID BA42618116
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
99109066
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想