江戸城外堀物語

北原糸子 著

寛永13年の江戸城外堀の天下普請は、第三代将軍家光の威信をかけた一大国家事業であった。これにより、江戸城は城郭が完成、現代の首都東京に引き継がれる都市プランとその基盤が形成された。人力だけの時代に一体どのようにして大土木工事は可能だったのか。外堀や石垣の構築、水利施設の整備など、インフラの視点から、都市づくりの細部の模様を再現してみよう。本書は、地下鉄南北線工事に伴う遺跡発掘の遺構が物語る江戸の都市づくりの話である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 江戸城外堀はどのように築かれたか
  • 第2章 手伝普請による城郭建設-江戸・大坂・京都
  • 第3章 堀という都市インフラ
  • 第4章 江戸城と伊豆石丁場
  • 第5章 江戸城外堀の普請現場
  • 第6章 掘り出された石垣
  • 第7章 外堀はどのようにして掘られたか
  • 第8章 「江戸図屏風」の時代

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸城外堀物語
著作者等 北原 糸子
書名ヨミ エドジョウ ソトボリ モノガタリ
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 1999.7
ページ数 253p
大きさ 18cm
ISBN 4480058095
NCID BA42330832
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全国書誌番号
99114686
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言語 日本語
出版国 日本
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