われらが故国

ナサニエル・ホーソーン 著 ; 土田訓康 訳

本書は、ホーソーンが、駐リヴァプール、アメリカ領事に任命されて、イギリスにいた時のエッセイである。彼は、1854年7月16日にリヴァプールに到着して、1857年8月末日まで領事の職にあった。しかし、後任者の着任が遅れたために、家族と共にイギリスを離れて、ヨーロッパ大陸に出発したのは、1858年1月5日のことであった。『われらが故国』は、彼のイギリス滞在記であるが、単なる旅行記ではない。そこからは、物語では、象徴化されたり、ぼやされたりしている、彼の意図が、彼の本心が直接に読みとれる。作品は、作家ホーソーンを理解するためにも、彼の物語を理解する上でも、重要なものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 領事館経験
  • レミントン・スパ
  • ウォリックについて
  • 才能ある婦人の思い出
  • リッチフィールドとユートセクター
  • 古きボストンへの巡礼
  • オックスフォード周辺
  • バーンズを追って
  • ロンドン郊外
  • テームズ川を上流へ
  • イギリスの貧困管見
  • イギリス市民の宴会

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 われらが故国
著作者等 Hawthorne, Nathaniel
土田 訓康
Howthorne Nathaniel
ホーソーン ナサニエル
書名ヨミ ワレラ ガ ココク
書名別名 Our old home
シリーズ名 愛知文教大学叢書 1
出版元 愛知文教大学学術委員会 : KTC中央出版
刊行年月 1999.3
ページ数 326p
大きさ 21cm
ISBN 4877581472
NCID BA42058281
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全国書誌番号
20090006
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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