笹沢左保 著
廻船問屋主人・作右衛門は、13年にわたって消えた娘の行方を探している。偶然、那須の山道で紋次郎とともに人さらいの手から女を救った作右衛門は、その後、大谷寺で実娘と再会するのだが…。歳月の無情な流れを浮き彫りにする「かどわかし」。中仙道中で二人の雲水の目に映った渡世人の姿を活写する「峠だけで見た男」など、お馴染みの長脇差が、諸街道でますます冴える全六編。
「BOOKデータベース」より
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