丸山武志 著
本書は、オウエンの思想が形成された19世紀前半期の時代背景のもとで、1828年までのオウエン自身の思想そのものを全体として解明する試みである。彼の思想の核心は、他人への思いやり=チャリティを中心とした人と人および人と自然の協同が可能となる社会、つまり共生社会の実現という思想であった。本書は、この中心思想の形成とそれを成り立たせている概念を考察し、オウエンのその思想の実現へむけての実践過程と、協同原理の必要性を確信していく姿を描き出す。
「BOOKデータベース」より
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