靖国

坪内祐三 著

靖国神社。それはかつては、「文明開化」の東京に出現した、超モダンでハイカラな空間だった-。興味深いエピソードを積み重ねつつ、いつの間にかそこに付加された「曖昧な象徴性」を痛快かつクールに解体し、明治から平成に至るそれぞれの時代の東京の雰囲気を鮮やかに伝える、待望の書下ろし。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 招魂斎庭が駐車場に変わる時
  • 第1章 「英霊」たちを祀る空間
  • 第2章 大村益次郎はなぜその場所を選んだのか
  • 第3章 嘉仁親王は靖国神社がお好き
  • 第4章 招魂社から靖国神社へ、そして大鳥居
  • 第5章 河竹黙阿弥『島鵆月白浪』の「招魂社鳥居前の場」
  • 第6章 遊就館と勧工場
  • 第7章 日露戦争という巨大な見世物
  • 第8章 九段坂を上る二人の男
  • 第9章 軍人会館と野々宮アパート
  • 第10章 力道山の奉納プロレス
  • 第11章 柳田国男の文化講座と靖国神社アミューズメントパーク化計画
  • エピローグ 「SUKIYAKI」と「YASUKUNI」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 靖国
著作者等 坪内 祐三
書名ヨミ ヤスクニ
書名別名 Yasukuni
出版元 新潮社
刊行年月 1999.1
ページ数 294p
大きさ 20cm
ISBN 4104281018
NCID BA40342069
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全国書誌番号
99068603
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言語 日本語
出版国 日本
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