藤原純友

松原弘宣 著

平安中期の官僚。海賊鎮圧のために伊予に派遣されたが、関東の平将門の反乱と時を経ずして、瀬戸内で反乱を起こす。純友が傍流ながら摂関家につながる中央官人であったという説に立ち、承平・天慶の乱を読み直す。彼がなぜ海賊集団を組織し、反逆者となったのか。10世紀の東アジアと瀬戸内交易との関係、古代の海賊の分析を交えて、生涯を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1 藤原純友の出自
  • 第2 海賊の登場
  • 第3 国内政治と対外関係
  • 第4 祖父遠経・父良範と前期摂関政治
  • 第5 十世紀前半の東アジア情勢と瀬戸内海交易
  • 第6 純友、伊予へ向かう-承平六年
  • 第7 須岐駅の襲撃-天慶二年
  • 第8 純友、諸国を襲う-天慶三年
  • 第9 純友の最期-天慶四年
  • 第10 純友伝承について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 藤原純友
著作者等 松原 弘宣
日本歴史学会
書名ヨミ フジワラ ノ スミトモ
シリーズ名 人物叢書 : 新装版 / 日本歴史学会 編
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1999.2
版表示 新装版
ページ数 231p
大きさ 19cm
ISBN 4642052135
NCID BA39825134
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全国書誌番号
99069685
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言語 日本語
出版国 日本
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