色丹島記

長見義三 著

明治八年の「樺太千島交換条約」にともない、日本政府によって、千島列島最北端の占守島から北海道に近い色丹島に強制移住させられた、97人の北千島アイヌがいた…。その民族的運命に思いを寄せる長見義三は、昭和17年秋、色丹島に渡り、約一カ月間、自然や遺跡をはじめ、そこに住む人びとを取材して歩き、克明な記録を残した。その後、手帳は日の目を見ぬまま、作家の篋底深くしまわれていたが、このほどようやく解読され、当時の島の模様がつぶさに明らかとなった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 色丹島記(取材記)
  • 巫女志(小説)
  • 酋長の子(エッセイ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 色丹島記
著作者等 長見 義三
書名ヨミ シコタントウ キ
出版元 新宿書房
刊行年月 1998.12
ページ数 298p
大きさ 20cm
ISBN 4880082538
NCID BA39654075
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全国書誌番号
99129487
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言語 日本語
出版国 日本
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