荒木経惟生と死のイオタ

伊藤俊治 著

影のような映像が次々と私の上に降りかかってきて、それは死の薄片になったり、生の薄片になったりして、妖しい、狂おしい明滅を繰り返す。その影たちは生きているようにみえるのだ。一枚の紙切れにすぎないのに、その写真は確かに生きていると思うことがある。写真の、荒木経惟の、もっとも深い部分へとどく、集大成批評。著者選による荒木写真100点収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 イコンタの涙-性と死のモンタージュ
  • 2 喪失と現実のヴィジョン
  • 3 フェミニズムとエキゾチシズム
  • 4 身体映像としての東京
  • 5 天使の裸体
  • 6 陶酔体へ-エロスとタナトス
  • 7 「私」のモルフォロジー
  • 8 時の物語のために
  • 9 エトスのゆらめき-生と死のイオタ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 荒木経惟生と死のイオタ
著作者等 伊藤 俊治
書名ヨミ アラキ ノブヨシ セイ ト シ ノ イオタ
出版元 作品社
刊行年月 1998.11
ページ数 285p
大きさ 22cm
ISBN 4878932988
NCID BA39149265
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全国書誌番号
99043096
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言語 日本語
出版国 日本
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