富永仲基と懐徳堂 : 思想史の前哨

宮川康子 著

徂徠学の「解体」と「新しい学」の形成。「近代」からの眼差しによって線的に語られてきた「日本思想史」のもとで、常に、「時代を越えた天才」として切り離され、宙づりになっていた富永仲基の存在を、十八世紀、懐徳堂周辺に生まれた市井知識人たちの思想的実践のなかに取り戻す試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 反徂徠としての富永仲基-「論語徴駁説」を中心に
  • 第2章 近世市井の歴史意識-『日本春秋』と『日本春秋書入鈔』
  • 第3章 譬喩の言語学-富永仲基「三物五類」の説
  • 第4章 あたりまえの誠の位相-「誠の道」と『中庸』の誠をめぐって

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 富永仲基と懐徳堂 : 思想史の前哨
著作者等 宮川 康子
富永 仲基
書名ヨミ トミナガ チュウキ ト カイトクドウ : シソウシ ノ ゼンショウ
出版元 ぺりかん社
刊行年月 1998.11
ページ数 242p
大きさ 20cm
ISBN 4831508624
NCID BA38726363
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全国書誌番号
99047712
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言語 日本語
出版国 日本
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