北畠親房の研究

白山芳太郎 著

北畠親房『神皇正統記』は中世思想史を代表する著作である。本書は、この『神皇正統記』に結実した親房の神道説・神社研究・歴史思想・時代区分論・官職論を、混沌とした南北朝の動乱の時代に正確に位置づける好著である。

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混沌とした南北朝動乱の時代を指導し、日本の神道をはじめて「思想」として体系づけた伊勢神道を広く世に紹介したことで知られる-北畠親房の業績を、多方面から追求した好著。

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博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1章 北畠親房の思想的基盤
  • 第2章 北畠親房における歴史研究と官職研究
  • 第3章 北畠親房の神社研究
  • 第4章 中世神道史における北畠親房の位置
  • 補論 中世宗教運動と伊勢神道発生

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 北畠親房の思想的基盤
  • 第2章 北畠親房における歴史研究と官職研究
  • 第3章 北畠親房の神社研究
  • 第4章 中世神道史における北畠親房の位置
  • 補論 北畠親房と中世神道

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 第一編 北畠親房の思想 / p5
  • 序論 北畠親房と中世神道 / p7
  • 第一章 北畠親房の思想的基盤 / p27
  • 第一節 和歌にみる北畠親房の思想 / p29
  • 第二節 北畠親房の思想的基盤 / p46
  • 第二章 北畠親房における歴史研究と官職研究 / p61
  • 第一節 「神皇正統記」の歴史思想 / p63
  • 第二節 「職原鈔」の内容と書名 / p84
  • 第三節 北畠親房の摂政関白観 / p100
  • 第三章 北畠親房の神社研究 / p119
  • 第一節 北畠親房の伊勢・熱田・三輪における敬神 / p121
  • 第二節 「二十一社記」成立の意義 / p129
  • 第三節 「二十一社記」における伊勢神道の影響 / p146
  • 第四章 中世神道史における北畠親房の位置 / p161
  • 第一節 中世神観の系譜と北畠親房の天照大神観 / p163
  • 第二節 北畠親房の思想と伊勢神道 / p187
  • 第三節 中世神道史における北畠親房の位置 / p203
  • 補論 真言内証義について / p219
  • 注 / p235
  • 第二編 北畠親房の著作 / p247
  • 第一章 職原鈔諸本の系統と原型 / p249
  • 第一節 研究の回顧 / p249
  • 第二節 諸本の系統と原型 / p281
  • 第二章 職原鈔の成立 / p349
  • 第一節 著者 / p349
  • 第二節 成立時代と著作の材料 / p351
  • 第三章 職原鈔の史的価値 / p363
  • 第一節 職原鈔の誤記 / p363
  • 第二節 職原鈔の性格と史的価値 / p372
  • 第四章 職原鈔の後世への影響 / p386
  • 第一節 中世における職原鈔の影響 / p386
  • 第二節 近世における職原鈔の影響 / p393
  • 第五章 北畠親房の著作 / p404
  • 第一節 神道書 / p404
  • 第二節 史書 その他 / p441

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 北畠親房の研究
著作者等 白山 芳太郎
書名ヨミ キタバタケ チカフサ ノ ケンキュウ
出版元 ぺりかん社
刊行年月 1991.6
版表示 増補版.
ページ数 227p
大きさ 22cm
ISBN 4831505196
NCID BA38486088
BN06802102
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全国書誌番号
91050550
99040028
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言語 日本語
出版国 日本
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