中世武家政権と政治秩序

金子拓 著

武家政権は律令的官位制を取り入れ、主従関係の媒介とした。また官途授与の返礼や慶事の贈与交換は「礼」と呼ばれ、政治権力の形成と維持のための契機となった。この二つの視点から、中世の政治秩序を解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 中世武家政権と律令的官位制(鎌倉幕府・御家人と官位
  • 初期室町幕府・御家人と官位
  • 中期室町幕府・御家人と官位
  • 戦国期室町幕府・大名・国人と官位-「歴名土代」をめぐって)
  • 第2部 中世後期における「礼の秩序」の形成と機能(室町時代における贈与交換-進物折紙と室町幕府財政
  • 室町殿南都下向をめぐる負担-贈与の構造と「御礼」
  • 室町殿東寺御成のパースペクティヴ-永享十一年義教御成を中心に
  • 室町殿をめぐる「御礼」参賀の成立
  • 中世後期における守護権力と「礼」-東寺領丹波国大山荘・播磨国矢野荘を中心に)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中世武家政権と政治秩序
著作者等 金子 拓
書名ヨミ チュウセイ ブケ セイケン ト セイジ チツジョ
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1998.12
ページ数 303, 14p
大きさ 22cm
ISBN 4642027696
NCID BA38192917
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全国書誌番号
99060663
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言語 日本語
出版国 日本
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