日本絵画の風景表現

成瀬不二雄 著

本書は原始時代から幕末に到る日本絵画の風景表現に焦点をしぼった通史と言うことができる。そして、叙述に際しては、いわゆる真景図などの単独作品ばかりでなく、ひろく宗教説話画、仏画や垂迹画、そして物語絵巻などに現われる日本風景をも取り上げた。このような視点からの日本絵画の通史は、かつてなかったように思われるので、本書は日本美術の評価に新しい視野を拓くものといささか自負している。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 古代(風景表現以前
  • 飛鳥・奈良時代の風景表現-中国山水画の流入と実用絵図
  • 平安時代における名所絵の成立とその画題 ほか)
  • 中世(鎌倉時代の富士図について-多様な表現からその整理へ
  • 鎌倉時代の社寺曼荼羅の風景表現
  • 鎌倉時代の絵巻における風景表現 ほか)
  • 近世(風景表現における桃山時代
  • 狩野探幽の富士図
  • 江戸時代の狩野派、土佐派及び宗達派の風景表現 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本絵画の風景表現
著作者等 成瀬 不二雄
書名ヨミ ニホン カイガ ノ フウケイ ヒョウゲン : ゲンシ カラ バクマツ マデ
書名別名 原始から幕末まで
出版元 中央公論美術
刊行年月 1998.10
ページ数 354p
大きさ 26cm
ISBN 4805503599
NCID BA38054367
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全国書誌番号
99071428
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言語 日本語
出版国 日本
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