成瀬不二雄 著
本書は原始時代から幕末に到る日本絵画の風景表現に焦点をしぼった通史と言うことができる。そして、叙述に際しては、いわゆる真景図などの単独作品ばかりでなく、ひろく宗教説話画、仏画や垂迹画、そして物語絵巻などに現われる日本風景をも取り上げた。このような視点からの日本絵画の通史は、かつてなかったように思われるので、本書は日本美術の評価に新しい視野を拓くものといささか自負している。
「BOOKデータベース」より
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