佐渡谷重信 著
真の絵画芸術には哲学的思想が内包されている。真理を追求する画家たちは、一枚の絵の中に自己のすべてを表現しようとするからだ。本書では、『死の舞踏』『最後の審判』『ゲルニカ』『原爆の図』など古今東西の多くの名画を通して、そこに暗示された「死の思想」の探究を試みる。哲学における最大のテーマというべき「死」の意味とその本質を、画家たちの研ぎ澄まされた魂はどのように描いたのであろうか。
「BOOKデータベース」より
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