立石博高 ほか編
今、スペインでは宗教と祖国の一体性へと導いた中世後期からの歴史過程を負の遺産として評価しようとしている。一四九二年は、スペインが中世に栄えていたイスラームとユダヤの豊かな文化を喪失した年、スペインがカトリック的宗教統一に向かって閉鎖的な社会になっていった年として記念され、あわせて多文化共生の重要性が強調された。歴史的記憶は大きく塗り替えられている。
「BOOKデータベース」より
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