「故郷」という物語 : 都市空間の歴史学

成田龍一 著

故郷の記憶。それは、甘美な記憶であり、郷愁をさそうが、同時に傷ましい記憶でもある。都市空間のなかで展開される、故郷の記憶をめぐるドラマが、故郷の数だけ、いやひとの数だけ展開される。なぜにひとは故郷にこだわり、故郷を論ずるのか。一九世紀後半、故郷をあとにした青年たちの都市体験からつむぎ出される、記憶と空間の文化史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 「故郷」の空間
  • 2 同郷会の世界
  • 3 構成される「故郷」
  • 4 「故郷」の実体化の試み
  • 5 都市空間のなかのアイデンティティ
  • 6 石川啄木の経験
  • 7 「故郷」の物語のゆくえ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「故郷」という物語 : 都市空間の歴史学
著作者等 成田 竜一
書名ヨミ コキョウ ト ユウ モノガタリ : トシ クウカン ノ レキシガク
シリーズ名 ニューヒストリー近代日本 2
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1998.7
ページ数 259, 13p
大きさ 20cm
ISBN 4642037012
NCID BA36689357
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全国書誌番号
99113013
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言語 日本語
出版国 日本
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