橘川学 著
荒木の人生は、満州事変という一大国難の速やかな解決に、その全精力を傾注し尽くしたと言っても過言ではあるまい。昭和6、7、8年の危機に瀕する日本の陸軍大臣としての3年間でその使命を果たし、よく国家の負託に見事に応えた偉勲は、永く銘記さるべきであろう。彼の92年の人生に於ける数々の逸話を拾い、その背後の真実の昭和史の一端を述べたい。
「BOOKデータベース」より
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