若林一美 著
「神戸児童連続殺傷事件」「女教師刺殺事件」「拳銃強奪未遂事件」など、「中学生の心の反乱」とも思える数々の事件-。生命さえ「仮想現実のもの」としてとらえる子どもたちのこうした行動は、これまでの不都合や無駄を排除してきた現代社会が受けた「ツケ」なのか。身近な死や喪失から生まれる「悲しみ」を手がかりに、日本の社会や人の心を探り、「生きる」ことや「生きる力」はどこから生まれるかを考える。
「BOOKデータベース」より
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