寺林峻 著
時は江戸後期。元禄バブルに浮かれたツケが引き金となって、播州姫路藩は財政破綻の危機に陥っていた。再建の万策が尽きたところで文人派家老、河合道臣は勝手向き(財政担当)を命じられる。その意外な人選を危ぶむ周囲の声をよそに道臣は、倹約、リストラ、新田開発といった旧来の定番政策を消極的だとして退ける。そして、ユニークな金融制度をつくり、民間を活用して特産品の販路を広げるなど積極策を展開していった…。道臣の魅力的な人物像が時空を超えて今日に甦る-。
「BOOKデータベース」より
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