イギリスの少年司法制度

木村裕三 著

本書は、イギリスの少年司法制度とそれに関連する諸問題を考察したものである。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1編 イギリスの少年司法制度の発展(少年司法制度の形成期
  • 刑事責任年齢
  • 少年犯罪者処遇の実情と刑事責任の理念
  • 少年司法制度のジレンマ ほか)
  • 第2編 イギリスの少年司法制度の諸問題(重大な犯罪を犯した少年の処遇
  • 少年司法と児童少年の権利
  • 国連の子どもの権利条約をめぐる諸問題
  • 児童少年の犯罪被害者
  • 犯罪の原因に関するケンブリッジ研究)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次 / p3
  • はしがき / p1
  • 既発表関連論文一覧 / p8
  • 第一編 イギリスの少年司法制度の発展
  • 第一章 少年司法制度の形成期 / p3
  • 第一節 博愛主義の出現と少年犯罪者 / p3
  • 第二節 インダストリアル・スクールならびにレフォーマトリーの改革 / p13
  • 第二章 刑事責任年齢 / p21
  • 第一節 刑事責任の概念 / p21
  • 第二節 刑事責任年齢の形成の沿革 / p23
  • 第三節 アンダロ・サクソン法とコモン・ローにおける少年の刑事責任 / p27
  • 第四節 刑事責任年齢をめぐる基準形成の過程 / p30
  • 第五節 現在の刑事責任年齢をめぐる諸問題 / p35
  • 第三章 少年犯罪者処遇の実情と刑事責任の理念 / p39
  • 第一節 少年犯罪者対策 / p39
  • 第二節 少年犯罪者処遇の実情 / p40
  • 第三節 少年の処遇をめぐる諸問題 / p50
  • 第四節 少年の刑事責任理念の諸問題 / p59
  • 第五節 刑事責任概念と少年犯罪 / p70
  • 第四章 少年司法制度のジレンマ / p78
  • 第一節 少年司法制度研究の基本的視点 / p78
  • 第二節 一九六九年の児童少年法の実施に伴う諸問題 / p79
  • 第三節 一九六九年の児童少年法に対する批判 / p102
  • 第四節 さらなる調査の必要性 / p114
  • 第五節 少年私法政策の再考-解けないジレンマ- / p122
  • 第六節 一九六九年の児童少年法の今後 / p127
  • 第五章 少年司法制度をめぐる司法モデルと福祉モデルの対立 / p139
  • 第一節 司法モデルと福祉モデル / p139
  • 第二節 一九六九年の児童少年法成立後の論争 / p141
  • 第三節 少年裁判所と児童少年の権利 / p145
  • 第四節 一九八二年刑事裁判法の成立 / p161
  • 第五節 司法モデルへの回帰 / p168
  • 第六章 少年司法制度の改革と処遇手続の概要 / p175
  • 第一節 社会状況と少年司法制度 / p175
  • 第二節 一九九○年の犯罪白書の概要 / p176
  • 第三節 一九九〇年の犯罪白書の目的 / p184
  • 第四節 自書における少年犯罪者への対応 / p185
  • 第五節 少年司法制度の変容 / p196
  • 第六節 一九九一年の刑事裁判法の成立と少年司法制度 / p199
  • 第七節 一九九〇年代の新しい動向 / p202
  • 第八節 少年司法手続の概要 / p203
  • 第九節 審判前の調査・処遇・保護手続 / p204
  • 第十節 審判と処分 / p208
  • 第七章 スコットランドの少年司法制度 / p227
  • 第一節 スコットランドの少年司法制度とチルドレンズ・ヒアリングス / p227
  • 第二節 スコットランドの少年司法制度の概要 / p228
  • 第三節 チルドレンズ・ヒアリングスの過程 / p230
  • 第四節 チルドレンズ・ヒアリングスへの期待と批判 / p232
  • 第五節 さらなる改革の必要性 / p239
  • 第六節 その後の展開 / p240
  • 第八章 北アイルランドの少年司法制度 / p250
  • 第一節 少年司法制度の成立過程 / p250
  • 第二節 一九六八年の児童少年法の成立経過 / p252
  • 第三節 少年司法制度の概要 / p256
  • 第四節 少年司法制度の当面する問題点 / p263
  • 第五節 司法か福祉か / p271
  • 第六節 その後の動向 / p273
  • 第二編 イギリスの少年司法制度の諸問題
  • 第一章 重大な犯罪を犯した少年の処遇 / p281
  • 第一節 重大な犯罪を犯す少年 / p281
  • 節二節 問題の所在 / p282
  • 第三節 一九三三年の児童少年法の法的枠組 / p283
  • 第四節 一九三三年の児童少年法第五三条の用法 / p284
  • 第五節 調査の概要 / p287
  • 第六節 司法手続の過程 / p289
  • 第七節 有罪となる児童少年の収容 / p294
  • 第八節 今後の検討 / p298
  • 第二章 少年司法と児童少年の権利 / p302
  • 第一節 少年問題と権利 / p302
  • 第二節 少年犯罪とその対策 / p303
  • 第三節 少年司法制度における少年の権利 / p308
  • 第四節 少年司法における権利保護に関する学説 / p316
  • 第五節 論争の帰結 / p323
  • 第六節 今後の展望 / p324
  • 第三章 国連の子どもの権利条約をめぐる諸問題 / p328
  • 第一節 国連の子どもの権利条約のイギリスへの影響 / p328
  • 第二節 国連の子どもの権利条約とイギリスの子どもの権利 / p329
  • 第三節 子どもの養育は誰の責任か / p332
  • 第四節 親の本質的責任 / p332
  • 第五節 国家の役割 / p334
  • 第六節 子どもに対する親の保護責任と権利の基礎 / p335
  • 第七節 親の権限の制限 / p336
  • 第八節 子どもの保護収容をめぐる問題 / p338
  • 第九節 子どもの自己決定権の保護 / p340
  • 第十節 子どもの社会的、経済的、文化的並びの市民的、政治的権利 / p345
  • 第十一節 イギリスの論争の今後 / p347
  • 第四章 児童少年の犯罪被害者 / p351
  • 第一節 児童少年の犯罪被害者対策の始まり / p351
  • 第二節 警察と児童少年被告者 / p354
  • 第三節 裁判所における児童被害者と証人 / p357
  • 第四節 児童少年被害者に対する補償 / p364
  • 第五節 児童少年被害者への援助 / p366
  • 第六節 児童少年の犯罪被害者対策の今後 / p368
  • 第五章 犯罪の原因に関するケンブリッジ研究 / p374
  • 第一節 ケンブリッジ研究の概要 / p374
  • 第二節 ケンブリッジ研究結果の説明 / p380
  • 第三節 ケンブリッジ研究と英国犯罪学 / p384
  • むすびにかえて / p386

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 イギリスの少年司法制度
著作者等 木村 裕三
名城大学法学会
書名ヨミ イギリス ノ ショウネン シホウ セイド
出版元 成文堂
刊行年月 1997.12
ページ数 389p
大きさ 22cm
ISBN 4792314488
NCID BA3411880X
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全国書誌番号
98074448
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言語 日本語
出版国 日本
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