エドワード・E.ダンロップ 著 ; 河内賢隆, 山口晃 訳
3年に及ぶビルマでの捕虜収容所の生活は、熱帯特有のマラリア、赤痢、コレラなどの病気に始まり、戦闘による負傷、最低条件下での鉄道敷設工事による頻繁なケガ、そして最大最悪の出来事は日本軍人の最限のない暴力であった。著者ダンロップは、人間の尊厳と軍人としての誇りを衿持しながらも、医療将校として収容所の捕虜たちの生命を救うためにぎりぎりの駆引を展開する。この日記は、そのような日々の生活のなかで密かに書きとめられた生の記録である。
「BOOKデータベース」より
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ