堀夏樹 著
なぜインフォームド・コンセントが必要なのか-何人もの末期がん患者を看取ったひとりの医者が、日々の体験のなかで考えた。「とにかく痛みを取ってほしい」「家に帰って死にたい」…患者ひとりひとりの声を、医者として、どう受けとめたらいいのか。そして、母をがんで亡くす。はじめてわかる患者の家族の気持ち。不安と迷い-。医療とは病気を治すことだけでおわるものなのか?医者は患者に何ができるのか?試行錯誤をくりかえしながら、両者のよりよき関係を模索する、真摯で切実な記録。
「BOOKデータベース」より
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