患者と医者は本当にわかりあえるか

堀夏樹 著

なぜインフォームド・コンセントが必要なのか-何人もの末期がん患者を看取ったひとりの医者が、日々の体験のなかで考えた。「とにかく痛みを取ってほしい」「家に帰って死にたい」…患者ひとりひとりの声を、医者として、どう受けとめたらいいのか。そして、母をがんで亡くす。はじめてわかる患者の家族の気持ち。不安と迷い-。医療とは病気を治すことだけでおわるものなのか?医者は患者に何ができるのか?試行錯誤をくりかえしながら、両者のよりよき関係を模索する、真摯で切実な記録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 患者と医者の関係(「ムンテラ」とはなにか?
  • 院内紹介の重み
  • 治療方法が決められない ほか)
  • 2 インフォームド・コンセント(ICとはなにか?
  • 患者と医者のことばのズレ
  • 信頼関係をつくるには? ほか)
  • 3 母の死と終末医療(末期がんのケア
  • 医者の腕
  • 母が「がん」になった ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 患者と医者は本当にわかりあえるか
著作者等 堀 夏樹
書名ヨミ カンジャ ト イシャ ワ ホントウ ニ ワカリアエルカ
出版元 晶文社
刊行年月 1997.7
ページ数 187p
大きさ 20cm
ISBN 4794963157
NCID BA3204710X
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全国書誌番号
98025194
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言語 日本語
出版国 日本
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