バルトーク : 民謡を「発見」した辺境の作曲家

伊東信宏 著

二十世紀最大の作曲家の一人、バルトーク・ベーラ(1881‐1945)は、ハンガリーをはじめとする各地の民俗音楽の収集でも名高い。しかしその活動は、ともすれば作曲の余技や下準備のように思われてきた。本書は、ハンガリーが戦後の政治的混乱を脱して、ようやく明らかになり始めたバルトークの思索と行動を辿りながら、ヨーロッパの周縁文化の中で、彼がもうひとつのライフワークとして心血を注いだ民俗音楽研究を再評価する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 民謡の「発見」
  • 第2章 民俗音楽収集旅行の時代-1906‐18年
  • 第3章 民謡コレクション『ハンガリー民謡』を読む-1919‐23年
  • 第4章 「ハンガリー音楽=ジプシー音楽」という通念をめぐって-1920年代
  • 第5章 -1934‐45年

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 バルトーク : 民謡を「発見」した辺境の作曲家
著作者等 伊東 信宏
書名ヨミ バルトーク : ミンヨウ オ ハッケン シタ ヘンキョウ ノ サッキョクカ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1997.7
ページ数 204p
大きさ 18cm
ISBN 4121013700
NCID BA3151587X
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全国書誌番号
98029741
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言語 日本語
出版国 日本
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