死と境界の中世史

細川涼一 著

信仰と葬送に関わった聖・三昧聖・ハンセン病者・芸能者らの被差別民衆が織りなす中世の"地獄と極楽"の風景。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 現代のオカルト・ブームと中世人の霊魂観(日本人の霊魂観と臨死体験の世界
  • 中世人は「来世」をどう考えていたのか?-梅原猛氏の日本人の「あの世」観によせて ほか)
  • 2 中世被差別民と葬送の世界(中世被差別民衆の実像を追う
  • 中近世の葬送と三昧聖-和泉国長滝荘・日根荘の墓寺と共同墓地の歴史 ほか)
  • 3 中世差別と逸脱の精神史-病者・棄民・異端宗教者の世界(ハンセン病者と差別の精神史-「救癩」史研究家・宮川量と光田健輔の歴史認識
  • 真如親王の天竺への旅-日本を棄てた「棄民」の精神史 ほか)
  • 4 中世・鎌倉の境界世界-六浦の上行寺東遺跡の発見(鎌倉の外港・六浦で発掘された不思議な遺跡-「上行寺東やぐら群遺跡」について
  • 中世寺院遺跡が語る都市の境界-「上行寺東遺跡」の歴史的価値 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 死と境界の中世史
著作者等 細川 涼一
書名ヨミ シ ト キョウカイ ノ チュウセイシ
出版元 洋泉社
刊行年月 1997.6
ページ数 222p
大きさ 20cm
ISBN 4896912640
NCID BA31239717
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全国書誌番号
98012906
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言語 日本語
出版国 日本
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