古田元夫 著
アジアのナショナリズムは、植民地主義に終止府をうつうえで、大きな歴史的意義をになった。しかし、同時にそれは、「やつら」を排除して「われわれ」の国民国家をつくるという、国民国家の論理がはらむ問題をひきずらざるをえないものだった。孫文、ガンディー、ホー・チ・ミンという三人の人物をとおして、このアジアのナショナリズムの歴史的な意味を考える。
「BOOKデータベース」より
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